BUMMER AND LAZARUS BAGS
Aug 1, 2017
洋服と一口に言ってもあらゆる物があります。
その中でもキャップやスニーカー、小物類が好きなんですが。
いわゆる服飾小物ですね。
中でもバッグに関しては、一癖も二癖も拘りが強いタイプだと自負しております。
お店を出そうと決意した日から、それぞれに特化した、それだけを作るブランドをやりたいなと思ってました。
そして今回、それがまた一つ実現しました。
その名も…
BAMMER AND LAZARUS BAGS
19世紀、米・サンフランシスコに実在した”自称”合衆国皇帝、エンペラーノートン1世の傍に常に連れ添っていた二匹の雑種犬、バマーとラザロに由来している。
その背景は・・・
遡る事、約14年前。(2003年頃)。
当時、SFに在住していたsteeveとNori。
2003年頃、彼らはSFのリヴィング・レジェンド、Eric Zoの製作するZo bagsに影響を受け、中古ソファ・バナー生地(壁のバナーを剥がしたり、TIMBUKの工場のゴミ箱より拝借した物もあったとか)をUPCYCLEした、“Lovelife bags”をSF現地で始動したお二人。
しかし、彼らは数年で休止した。
彼らに代わり当時、日本で唯一それらをカスタムオーダー販売していた青森の洋品店、slowpoke。
その意思を受け継ぎ“Monico Cruz in San Francisco Bags”を始動。
これらのバッグは、アメリカ、イギリスを含む欧州からもヴィンテージのカーテン生地等を現地でピックし輸入、リアルなギターストラップ、軍物のパーツを使用し、オールハンドメイドでひとつひとつ製作されておりました。
しかし、自分達でも気に入って使用していたのですが、所謂”Fashion”という枠からは抜け出せていないと感じていた彼らは、結果的にLovelife bags同様、製作をセーブしながら休止していきました。
それが2014年頃のこと。
そんな中、オリジネイターであるNYのDe martiniから始まり、前出SFのZo bagsというメッセンジャーバッグ黎明期の歴史の流れにあらためて触れることをきっかけに、いつしか自身のルーツで敬愛して止まない彼の地SFで 、メッセンジャーバッグを製作したいと思いが溢れてきました。
現在のUL等の生地の流れではない、昔からのコーデュラ生地を使用し、よりシンプルに。且つ、デイリーに使用出来る丈夫な物を…ただし、懐古主義的にではなく。
結果、使用される素材・パーツ等を新たに見直し完成した、正真正銘“MADE IN SAN FRANCISCO”の“BUMMER ANDLAZARUS BAGS”。
ライニングは現地NPO、THE OFFSET PROJECTの協力により、中古バナー生地をリーガルに提供して頂く事に成功。
更に中古のシートベルト、90s〜00生産New Old StockのITW NEXUS社製バックルの米軍放出品も奇跡的に入手出来た事により、初回ロットの80個がUPCYCLEのもと製作されました。
また、このバッグはメッセンジャーバッグに精通する方なら、リスペクトするFrank De MartineやEric Zoというハンドメイドメッセンジャーバッグの先人らへのオマージュでもあると気付くはずです。
そして、実際の使い心地の違いにも。
今週いっぱいサンプルをご用意しております。
スリング(斜め掛け)メッセンジャーバッグの1型2色。
ファニーパックは、縫製工場から出る残布のコーデュラをUPCYCLEし、全てアソートカラーです。
長々と綴らせて頂きましたが、これらが“BUMMER ANDLAZARUS BAGS”の全貌です。
日本でも数少ないお店でしか取り扱いの無いブランドでございます。
今後、どのようなタイミングで製作、入荷があるかは未定でございます。
愛媛県下でのお取り扱いはもちろんの事、四国でのお取り扱いがございません。
持ってる人、この辺で見た事無いです。
皆様、どうぞ宜しくお願い致します。
H
GRUMMAN
〒790-0012 愛媛県松山市湊町4-13-4湊町マンション1F
TEL:089-977-7425
www.grumman.jp