2-TACS × Tennesea - Silver Crown Cap Pins -
Aug. 28 , 2018
半年前の展示会で見た時から、待ち焦がれていました。
ようやく入荷して参りました、" Silver Crown Cap Pins "
2-tacs本間良二氏のTennesea辻洋輔氏との共作になります。
ある日瓶ビールを眺めながら、ビール瓶の王冠をシルバーで作ったらかっこよくない?という雑談からスタートしました。
王冠の淵の厚みが0.7mmぐらいのシルバーだったら銀の特性が出ていいよね、と。
製作上、難しい難題でしたが、試作を繰り返し、試行錯誤を続けピンバッジの完成に至りました。
当初、SILVER925でSample製作を進めていましたが、ビール瓶を打栓し、開封した時の折れ曲りがあった方が理想的だったので、銀の純度が少し多く柔らかさのあるSILVER950を使用しております。
ピンの部分は、洋白線( NICKL SILVER [ニッケルシルバー] )を使用しております。
キャッチ部は、真鍮製ガンメタルメッキを使用しております。
瓶をラッピングしてある紙は、英文にて作成した開栓時の説明書となっております。
( 下部に、日本語にて " ピースマークを正面に向けて開けてください " とも書いております。)
ちなみにクラウン、つまりはビール瓶の蓋にはこんな面白い話があります。
王冠は、1982年にアメリカの機械工学者であり発明家のWilliam Painter(ウィリアム・ペインター)によって開発されました。
形状が王冠に似ているためそう呼ばれるようになりました。
英語でも王冠を意味する「Crown(クラウン)」と言います。
口部分と王冠栓の寸法は規格化されており、口径は27mm
ギザギザの数は21個。
力学的に3の倍数で支えると安定するのですが、18個では締め付けが弱くてすぐに外れてしまい、24個では強すぎて開けにくいため,
21個が定着しました。
現在、ギザギザの数は日本工業規格( JIS )で規定されています。