JUTTA NEUMANN - GRUMMAN 2year Anniversary Model -
Apr. 26 , 2019
別注を嫌うと言われている " Jutta Neumann "
ましてや大手でもない、田舎町の小さなお店 " GRUMMAN " との別注が実現しました。
" HERMES ( エルメス ) " と言うモデルに、別注を依頼しました。
名前だけで、かっこいい。笑
沢山のモデルが存在する中、圧倒的に日本への流通が少ないこのモデル。
太いアッパーと親指を固定するだけのシンプルなデザイン。
日本に多く流通している " ALICE " にも似ていますが、より無駄を削ぎ落としたデザインです。
パッと目に移る上品なパンプキンカラー。
僕には、GRUMMANカラーであるオレンジに見えます。
そして、大好きなサンフランシスコをイメージしたカラーでもあります。
あと、愛媛県は昔からオレンジと決まっている。笑
エルメスでは、今まで製作されていなかったカラーになります。(定かでは無いが、そう聞いています。)
サンフランシスコへの永遠の憧れと弊店のイメージカラーでもあるオレンジに。
レザーサンダルのハードな印象を払拭したいのと、凄く綺麗な色出しだったのでスエードを採用しました。
また、サンダルらしいサンダルを製作したいと思い " HERMES " に。
夏は素足で冬はソックス履いてなんて、ずる賢さゼロの直球勝負のサンダルです。
ただ純粋に、かっこいい夏のサンダルを追い求めてみました。
最小限で直線的なアッパーと、それに相反する隆起した地層の様なソールが印象的です。
この曲線こそが、立体的に土踏まずを支えてくれます。
抜群のフィット感やはき心地の良さを実現してくれます。
またラティゴレザーのフットベットと相まって、経年変化と共に所有者の足型に馴染んでいきます。
馴染んでくるのが非常に楽しみでもあります。
最初は少々キツく感じますが、そこは革靴の調教と同じです。
とにかく履き込んで、自分の足に馴染ませて下さい。
その時が来たら、自分だけにしか分からない極上の履き心地を味わえます。
そして履き心地や使い勝手、見た目のボリューム感を考慮してビルケンソールを採用しました。
ビルケンソールの良さは言わずもがな。
ソールが減ったら張り替えて、長く付き合えるのも革靴さながらです。
一人の職人が全ての工程を受け持つベンチメイドならではの釘のランダム具合もとても魅力的です。
職人が作るモノは、作り手のぬくもりを感じずにはいられません。
スポーツ、グルカ、シャワー、ビーチサンダル等、世の中に多岐に渡るサンダルで溢れています。
" Jutta Neumann " のサンダルは、まさに「Jutta Neumannのサンダル」と言う一つのジャンルを作っているように思います。
「サンダル界のロールスロイス」とかよく耳にしますが、本当にその通りかもしれません。
こんなにも高級感、履き心地、デザイン性の全てが高次元で両立しているサンダル。
中々無いのではないでしょうか。
僕は、他に知りません。
一生物とはよく耳にしますが、一生履けると言う事ではありません。
履かなくなる時期も来ると思います。
ソールが減ったり、スエードが薄くなってきてリペアする事もあるでしょう。
年齢を重ねる様に、リペアを重ねて履き潰して下さい。
所有者が愛情を持って付き合っていけたなら、一生をかけて頼もしい相棒になってくれますよ。
4.27 Sat. ~ 発売開始。
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GRUMMAN