NEW BRAND - gue'pard -
Jul. 16, 2019
4月上旬から、ひっそりとスタートしておりました " gue'pard "
嬉しい事にすぐに店頭から旅立って、ご紹介する物がありませんでした。
満を持して、本日ご紹介致します。
既にご愛用頂いてる方も多く、2.3本目と魅力にハマっていくのも納得出来るブランドです。
遡る事、6年前の2月。
北海道は札幌、雪祭りの時季でした。
横なぐりの雪で視界不良になるほどの雪が降っていて、ザクザクと足が雪に埋もれるくらい積もっていた札幌。
カーハートのニット帽を被って、ドメスティックブランドで纏めた格好に足元はノースフェイスのスノーブーツ。
もちろん手袋とマフラーは必須であった。
泊まっていたホテルから、徒歩で30分程歩いた先にある " Fre'quence. "
そこのオーナーであり" gue'pard " のデザイナーが、何を隠そう柳原氏である。
札幌の老舗セレクトショップ " ARCH " さんに入店し、そこの地下にあります。
まるでシェルターの様な薄暗い空間には何百本、いや千本以上はあったかもしれません。
ヴィンテージのデッドストックばかりが、途轍もないオーラを放っていたのを覚えています。
弊店より小さい坪数にも関わらず眼鏡を加工する機械、エッジャーが在ったのには驚きました。
要は、古い物をただ単に売って終わりでは無いんです。
所有者に合わせて、ミリ単位で加工とメンテナンスをしてくれるという事。
僕は、そこで1980年代のロメオジリのビンテージサングラスを購入しました。
JamiroquaiのVo.のジェイソン・ケイが愛用していたブランドである。
数年前に一度、レンズは変えたものの今でも現役で愛用しております。
( 下の画像が当時購入したサングラスです。)
あれから時は流れて昨年11月、一通のオファーメールがお店のパソコンに届きました。
そこには当時、僕がサングラスを買った日時、ブランド、モデルまで詳細に覚えてくれていた内容であった。。
記憶を辿るかのように僕はあれからの事、お店の事をメールで返信しました。
その後、遠くはるばる札幌から松山に来松され、商談に至ったのです。
という、絵に描いたドラマの様な話ではあるが、お取り扱いをさせて頂くまでの経緯の話をしたかったです。
本当に僕のお店は、沢山の人に支えられています。
色々な素晴らしい縁で繋がっていると実感しています。
今まで購入して下さったお客様の顔や名前、日時や物の詳細まで鮮明に覚えているなんて…。
僕にも周りの方や自分の為にやれる事は、まだまだ死ぬ程ありそうです。
僕の気持ちがめちゃくちゃ乗っかったブランド "gue'pard "
是非、店頭にてお試し下さいませ。
H
GRUMMAN