愛媛・松山のセレクトショップ・ビンテージ | GRUMMAN

Nov. 21, 2019

クラークスの歴史は非常に長く、約200年前の1825年まで遡ります。

羊革を使用したスリッパの製造からスタート以来、カジュアルシューズを展開してきました。

1950年にデザートブーツ、1966年にワラビーブーツ、日本では1971年より販売されております。

カンガルー科の小型有袋類であるワラビーが、お腹の袋で子供を育てる事から命名されました。

足を優しく包み込むような履き心地は、デザートブーツに次ぐ人気定番モデルと言えます。

甲部分を縁取ったU字型のステッチワークは、モカシン縫いの二枚剥ぎで構成されております。

プレーントゥに比べ、足先の空間が広く長時間歩行も苦になりません。

またクッショニングテクノロジー等が一切無い、天然ゴムのクレープソールが特徴です。

ゴム本来の弾力性だけで衝撃を吸収する、まさにローテクの中のローテクシューズです。

足馴染みの良い上質なレザーモデルが、とてもクールに見えるのは僕だけでしょうか。

近年は生産国が安定していなかった事もあり、トゥの形がオリジナルには程遠かった印象でした。

が、ようやく安定してきたように思います。

だからなのか何なのか、ここ数年流行ってますね。

10代の頃はスエードタイプしか履いてきませんでしたが、改めて見ると表革が物凄く良いんです。

僕より先輩方は、もっと懐かしんで頂ける一足な気がしています。

流行りの履き方ではなく、クラシックスタイルでのご提案を弊店では推奨しています。

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